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2025.07.09
慢性的な便秘・下痢に対する徒手的アプローチの考え方
◯人間の体では1日に約8ℓの↓水分が小腸に送り込まれます。
・食事、飲料→約2ℓ・膵液→約1.5ℓ・唾液→約1.5ℓ・胃液→約1.5ℓ・胆汁→約1.5ℓ・腸液→約1ℓ。
◯これら水分の約6.5ℓが小腸で吸収。
◯1.5ℓは回盲弁を抜け大腸へ。
・1.5ℓ内、上行結腸と横行結腸で90%が吸収。
※この事実から整体的に考えると、下痢がおこるのは小腸を中心に上行結腸、横行結腸の吸収性の低下。
※便秘では下行結腸、S状結腸の蠕動運動低下。
同じ腸でも特にアプローチする場所は症状によって変わってくる。
※個人的には効果てきめん☺︎
◯腸へのアプローチでさらにその他の効果
腸の蠕動運動(ぜんどううんどう)を促す → 便秘の改善、ガスの排出促進、むくみ軽減につながる。
副交感神経を優位にする → リラックス効果、睡眠の質向上、ストレス軽減にもつながる。
内臓の位置を整えるサポート → 猫背や反り腰、骨盤のゆがみによる不調の改善が期待される。
血流・リンパの循環促進 → 腹部の冷え改善、代謝アップにも。
感情の解放にもつながることがある → 腸は「第二の脳」ともいわれていて、感情が溜まりやすい場所。 優しく触れることで心理的にも安心感が生まれる。
などなど。