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2025.03.15

ギックリ腰とは?

ギックリ腰(急性腰痛症)は、突然の強い腰の痛みを伴う症状です。重いものを持ち上げたときや、急な動作をしたときに発生しやすく、日常生活に大きな影響を与えます。

ギックリ腰の原因と関係する要素

1. 筋膜の影響

**筋膜(ファシア)**は筋肉を包み込んでいる結合組織で、柔軟性や滑らかな動きをサポートしています。しかし、長時間の同じ姿勢や筋肉の過度な緊張により筋膜が硬くなると、腰に負担がかかりやすくなります。

→ 筋膜の癒着が起こると、急な動作で損傷しやすくなりギックリ腰を引き起こすことがある。

2. 神経の関与

腰部には多くの神経が通っており、ギックリ腰を起こすと筋肉や関節の炎症により神経が圧迫されることがあります。

→ 特に「坐骨神経」や「腰神経叢」が影響を受けると、腰だけでなくお尻や太ももにも痛みが広がることがある。

3. 関節の問題

腰椎(ようつい)の関節(椎間関節や仙腸関節)が不安定だったり、可動性が低下していると、急な動作時に過剰な負荷がかかりやすくなります。

→ 特に仙腸関節の機能障害はギックリ腰の原因のひとつと考えられており、適切な調整が必要。

ギックリ腰の対処法

1. 急性期の対応(発症直後1~3日)

✔ 安静にしすぎない → 適度に動いたほうが回復が早い

✔ アイシング(冷やす) → 炎症を抑えるために痛む部分を15~20分冷やす

✔ 腰を丸めずに寝る → 横向きになり、膝を軽く曲げると楽

2. 亜急性期(3日~1週間)

✔ 温める(血流改善) → 筋肉の緊張をほぐすために温熱療法を取り入れる

✔ 軽いストレッチ・運動 → 腰まわりの柔軟性を高め、再発を防ぐ

3. 慢性化・再発予防

✔ 筋膜リリース → 筋膜の柔軟性を取り戻し、再発を防ぐ

✔ 関節の調整 → カイロプラクティックで仙腸関節や腰椎の可動性を改善

✔ 体幹トレーニング → 腰回りの筋力をつけて負担を軽減

まとめ

ギックリ腰は、筋膜の癒着、神経の圧迫、関節の可動性低下が絡み合って起こります。発症後は適切な処置をし、再発防止のためのケア(筋膜リリースや関節調整など)を続けることが重要です。