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2025.03.18

肩甲上神経の絞扼好発部位

  1. 上肩甲横靱帯
  2. 下肩甲横靱帯

で絞扼された場合、それぞれどのような症状が現れるか。発症メカニズム。

1、上肩甲横靭帯の箇所で絞扼された場合は、絞扼箇所から遠位の支配神経箇所の問題が起こると考える。上肩甲横靭帯より遠位での運動機能では棘上筋、棘下筋。知覚機能では肩甲上腕関節(後部に皮枝、関節包70%、烏口上腕靭帯、烏口鎖骨靭帯)、肩鎖関節、を支配する為これらの箇所に拘縮による痛みなどの問題が起こる。(痛みの特徴は鈍痛)棘上棘下筋の筋萎縮などの問題も起こる。

2.下肩甲横靭帯の箇所で絞扼された場合は、絞扼箇所から遠位の神経は棘下筋のみの運動支配を持つ為に棘下筋に問題が起こる。上肩甲横靭帯での絞扼よりも症状は軽度である。

補足 

他での肩甲上神経の絞扼されやすい部位。

・C4C5椎間孔、C5C6椎間孔、C 3C4椎間孔(人口の18%に

・上部僧帽筋深層

・上肩甲横靭帯※

・棘上筋

・下肩甲横靭帯

・棘下筋

・肩甲上腕関節後外方

症状

・肩の痛み(肩痛の人の1-2%が該当)

・肩鎖関節痛

・肩関節後外側への関連痛

・棘上筋、棘下筋の萎縮

・五十肩へ発展

検査

・C4C5椎間孔、C5C6椎間孔の圧痛検査

・肩甲切痕の圧痛

・肩甲棘外側三分の一

・肩の外転30度までに問題発生

・水平内転検査