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2025.02.25

大腿骨頭壊死

大腿骨頭壊死(だいたいこっとうえし)とは、大腿骨の骨頭(股関節の骨の上部、上支帯動脈)が血流不足により壊死(細胞が死んでしまうこと)する疾患です。進行すると骨が崩れ、股関節の変形や激しい痛みを引き起こします。

原因

大腿骨頭への血流が途絶えることで発症しますが、具体的な原因は完全には解明されていません。主な要因として以下が挙げられます。

• ステロイドの長期使用(自己免疫疾患や腎疾患の治療で処方されることが多い)

• 過度な飲酒(アルコール性脂質異常による血流障害)

• 外傷(骨折や脱臼による血流遮断)

• 特発性(原因不明)

症状

• 初期:無症状のことも多いが、歩行時の違和感や軽い痛みが出ることもある

• 進行期:立ち上がりや歩行時の股関節痛、階段の昇降困難

• 末期:関節の変形が進み、安静時でも痛みが持続し、可動域が著しく制限される

※これらが一般的な内容です。徒手療法的、解剖学的に考えてみると、

◯大腿骨頭へ栄養を送る血管

・大腿動脈→大腿深動脈→内側大腿回旋動脈→支帯動脈

◯走行

・内側大腿回旋動脈は、腸腰筋腱と恥骨筋の間を走行し、外閉鎖筋と伴走しながら大腿靱帯を貫通して骨頭へ。

※上記の筋肉、靱帯の問題により血管を圧迫する可能性がある。

※支帯動脈は股関節のインピンジメントで損傷する事がある。特に股関節は前方変異しやすい為。

股関節の違和感や詰まり感、痛みなどは早めの筋肉、靱帯、関節アプローチを行った方が良いと思う。

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