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2025.02.05
神経損傷について
・健康な神経は10〜20%の伸張に耐えれる。
・20%の伸張で神経の血流が途絶え、損傷が始まる可能性が高くなる。
・30%以上の伸張で、神経線維(軸索、髄鞘)が断裂する事が一般的。
・特に神経の滑走性が失われた場合は損傷が起こりやすい。
◯伸張速度
・ゆっくり伸ばす場合、神経はある程度伸びに適応するが、急激に伸びた場合(速い速度の外傷)は、低い力でも損傷が起こりやすくなる。
◯損傷メカニズム
・軸索が損傷を受け、さらに髄鞘も引っ張られる力で破壊され、軸索への血液供給が絶たれ二時的損傷を生む。
◯坐骨神経
・例えば坐骨神経だと約60センチほどあるので10%伸張すると6㎝伸びる。12㎝伸びると神経内の血流が減少し始め、神経に影響を与える。
・通常、股関節90度屈曲、膝関節伸展で3〜4㎝伸張する。
※神経の癒着は、神経の可動制限を作り、神経の損傷に繋がる。やはり日々のストレッチは重要。